【公式】沖縄ヴィーガンフードフェス

私たちについて

 

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愛ある選択=VEGAN

ヴィーガンというライフスタイルを選ぶ人が、今、全世界的に増えています。

それは、命を奪わない幸せな生き方です。そして、美味しいものを我慢しない楽しい生き方でもあります。

沖縄ヴィーガンフードフェスが、来場されるたくさんの方にとって、VEGANについて知ってみる、体験してみる、そんな最初の一歩となる一日になればよいなと願っています。

私たちについて

沖縄ヴィーガンフードフェスは、2016年春から行われている沖縄で初めて開催されたヴィーガンをテーマとしたイベントです。

年に2回春と秋に開催されています。沖縄県内・県外のヴィーガンカフェ、レストラン、ケータリングなどの出店と、楽しい物販のお店が毎回50ブース以上出店される人気イベントに成長しました。

フードはもちろん100%植物性のヴィーガンフードです。

会場を彩る様々な物販のブースも、毛皮、革、絹、などの動物性原料を使わない素敵な雑貨が並びます。

動物を食べない動物愛護フェスとして

このフェスには、殺処分という悲しい運命から救われ保護された動物たちの里親譲渡会も行っています。

動物の命を食べないだけでなく、動物の命を救うことができる場所です。

日本初!夜のヴィーガンフェスを開催!

第1回から4回まで、海の見える公園でヴィーガンフェスを行ってきました。それは本当に気持ちのよい空間で、だれもがニコニコと笑い天国のようなイベントに思えました。

しかしヴィーガンというものを、何か型通りのスタイルにハマったものにしたくないという気持ちがずっとあり、イベントが3年目を迎える第5回目の時に、今までとは真逆の夜のストリートでのイベント、それも沖縄市(コザ)というミックスカルチャーの象徴のような場所で開催しました。

最晩年であった故・山本KID徳郁さんをゲストに迎え、夜の街で、お酒を飲みながら楽しめる異色なヴィーガンフェスは、新しい挑戦であり、楽しい一夜でもありました。

以下は、その時の夜のヴィーガンフェス のフライヤーに書いた「思い」です。

第5回は私たちにとって大きなターニングポイントになりました。この思いはこれからも変わらず私たちのコアとして残り続けるでしょう。

コザの夜のヴィーガンフェス に寄せて

始まりは2014年秋、他でもないこの街、コザ、パークアべニューだった。老猫の死をきっかけに、犬猫の保護団体のための小さなチャリティーイベントを開催することになった。

このとき、動物の命を救いたいのに動物の肉を売ったお金を寄付するのもなんか変だなと、フードは全部ヴィーガンにすることにした。驚いたことに、ヴィーガンフードだけを出す動物愛護イベントは、日本ではこれが最初だったらしい。

このイベントはやがて、場所を変え、名前を変え、関わる人を変えながら「沖縄ヴィーガンフードフェス」という食のイベントへと成長していった。でも、一番大切なハート“動物を食べない動物愛護フェス“ということは今も変わらない。

今、世界中の様々な人たちがヴィーガンというライフスタイルを選択していることの根底にあるものは、その様々な人たちが持つ他の命と共鳴する心なんだと思う。

だからヴィーガンは決して「答え」ではないし、全ての人々を同質化してしまうようなものでもない。多様な人々の、命を大切にする本来の「心」の新しい自由の始まりにすぎない。

この「心」を核にして、多様な可能性を未来に橋渡しするための。

これから、世界中で多様な文化へと栄えていくだろうヴィーガンというライフスタイル。だから私たちは青い沖縄の海を望む公園の明るい日差しの中でも、夜の街でも、様々な形でこのフェスを開催したいとずっと考えていた。

新しい自由の芽が、定型のスタイルとしてマーケットに吸収され、消費されてしまうことのないように。

動物の命を奪いたくないと思う人、

植物の命だって奪いたくないと考える人、

命を育む環境を傷つけたくない人、

飢餓に苦しむ命に心を痛める人、

未来の命のための社会を模索している人。

そんな命を大切にする「心」を持つ人たちが、新しい文化を創造する刺激になるようなイベントにしたい。

愛と平和を、あなたのお箸から始めよう。

数々の偶然が、私たちをまたこのコザ、パークアベニューへと導いた。ここが私たちのグラウンド・ゼロ。そしてもうひとつの形の沖縄ヴィーガンフードフェスの生まれる場所。

戦争も平和も、光も闇も、愛も欲望も、全部飲み込んできたこのコザの街の夕暮れに、自由な心が紡ぐ未来の幻想を投影していこう。新しい夜明けはいつも夜の闇の向こうからやってくる。

 

沖縄ヴィーガンフードフェス 実行委員長 富田花子